フィンランド オタニエミ工科大学(アアルト大学)本館 扇型大講堂 1、2階を繋ぐ階段の真鍮と木の手すり
オタニエミのキャンパスは、赤い煉瓦タイルによる統一感がある落ち着いたキャンパスですが、その中の中心となるのがこの大講堂。四角い建物が並ぶ中で、その扇の形をした講堂がまさに中心的な位置を占め、キャンパス全体を引き締めていま […]
フィンランド オタニエミチャペル 森の中の十字架 ハイブリッドでシンプルな架構
三角屋根の大きなハイサイドからは光が礼拝堂の中に注ぎ込みます。 屋根を支えるのは木と鉄の斜材によるハイブリッドなトラス構造。細い部材で繊細な感じです。 壁は煉瓦造でその上の屋根が木造というシンプルな形態 大きなトラスを繋 […]
フィンランド オタニエミチャペル 煉瓦と木のシンプルな礼拝堂
オタニエミ工科大学(アアルト大学)は、建築家アルヴァ・アアルトが1949年の全体計画コンペで勝利した総合大学ですが、その学生の為の礼拝堂があります。設計はフィンランドの建築家カイヤ&ヘイッキ・シレン。 煉瓦壁で囲まれ […]
アルヴァ・アアルトの自邸 日光浴もできる広い2階テラスのある家
アルヴァ・アアルトの自邸2階に昇ります。 この階は、プライベートな階。子供2人と主寝室、ゲストルームから構成されていて、各部屋の中心には家族スペースと言いますか、家族が集まれる暖炉スペースが設けられています。個室はコン […]
アルヴァ・アアルトの自邸 優しい家具の置かれた暖かいリビング・ダイニング
アルヴァ・アアルトの自邸の平面図です。 玄関を入って右がパブリックであるアアルトのアトリエ。左がエントランスホールを介してつながるプライベートな自邸となっています。 庭側には開口部一杯にリビング・ダイニング […]
アルヴァ・アアルトの自邸 暖炉がある2層吹抜けのアトリエ
自邸とアトリエ。プライベートな自邸とアトリエは1枚の可動壁で区分されていますが、まずはアトリエから。1936年完成のこの家は、アアルトが自邸として設計した最初のものです。 玄関入り、右手にいきますと事務所の向こうにアトリ […]
アルヴァ・アアルトの自邸 木と煉瓦とコンクリートによる素朴で流行を超えたデザイン
アルヴァ・アアルトのの自邸です。大きなアトリエ事務所ができるまでは、この自邸が、家族の家であり、事務所でもありました。1936年の完成。アアルトが建築に課した必要条件は、「建築における唯一の目標は自然に建てるということ […]
アルヴァ・アアルトのアトリエ 白い曲面壁で囲まれた中庭
アルヴァ・アアルトが描いたこのアトリエのコンセプトスケッチです。 階段を昇って下の長方形が製図室そして直角に曲がった左の部分がアトリエ アトリエの壁は曲がり、製図室の壁と共に囲むような空間を作りそこを中庭としました。 […]
アルヴァ・アアルトのアトリエ 柔らかい布天井がある家庭的なダイニング
もう一度1階のエントランスホールに戻ります。階段を下りてきて玄関を見たところ。 右側には事務所受付スペース。奥左がトイレとクローク そして手前左には昔食堂だった部分があります。 事務所員のダイニングは増築されてさらに […]
アルヴァ・アアルトのアトリエ 中庭を囲むアトリエ 優しい木立を連想させる曲面壁を持つ天井の高いアトリエ
そして奥に行きますと、ドーンと視界が開けます。見入ってしまう高質な空間登場。高い天井、大きく外に開かれた開口部、曲面の壁とその壁に注ぎこむ明るい光のシルエット、沢山のペンダント照明の架かった彫刻的な壁、斜めに切れ込んだ階 […]
アルヴァ・アアルトのアトリエ 光が注ぐ明るい製図室と間接光が照らす壁が美しい打合せ室
フィンランドの冬は長く、暗いのです。国の人達は、太陽にあこがれ、ひたすら長い冬を室内で耐え、太陽が輝く5月からの夏を精一杯楽しみます。ということで光はとても大切なんです。製図室にも大きな開口部が天井一杯に開けられ、明る […]
アルヴァ・アアルトのアトリエ 光へと導かれる人に優しい階段
アルヴァ・アアルトのアトリエの玄関扉を開けますと、正面に階段が見え、2階からの明るい光が白い壁に反射して降り注いできます。 天井と壁は白、床は赤い煉瓦タイル。正面の壁はテクスチャーを感じることができる煉瓦ブロックに白 […]