上棟 西川材を製材し組み立てる大きな筋目の作業
建築現場の工程で上棟式というのは大きな筋目の時です。今回の建築では飯能の材木屋さん大河原木材の西川材を用いました。構造の図面をもとに木を伐り出し、柱梁に製材し、乾燥をかけて運搬。現場では前段取りとして土を掘り、コンクリー […]
金沢21世紀美術館 常設展示も楽しい参加できる美術館
ただ、見るだけでなく見学者が自ら作品の中に身を入れて、その姿を見て他の人が楽しむ。そんな参加型の作品も多く展示されていて、気楽に美術作品にふれることができます。 屋外に置かれるカラー・アクティビティー・ハウス。光がまじ […]
金沢21世紀美術館 街に解放された美術館
もう金沢観光の目玉の一つとまでになった金沢21世紀美術館。いままでの美術館と異なるのは、訪れる人達が自由に鑑賞でき、どこからでも入れ、美術品を身近に感じることができることでしょう。美術品を見るぞーと言った気合を入れること […]
金沢海みらい図書館 海の中にいるような柔らかい光に包まれた図書空間
内部へと入ります。エントランスのゲートから内部に入ると、ガラスのシースルーエレベータ―があり、その廻りをぐるりと上に導く階段が待っています。総合カウンターはその右にあり、その奥は児童図書。 大きく開かれた明るい開口部 […]
金沢海みらい図書館 丸い窓が並ぶ外壁
金沢市中心街から海の方に向かってバスで10分ほどいきますと、白い建物が交差点のところに現れます。白いキューブが北陸の冬の曇り空にも映えます。 これは、金沢市の海みらい図書館。白いキューブの箱には丸井ガラス窓が規則良く並び […]
金沢市長町武家屋敷跡 野村家 庭を眺める大きな窓
この野村家には茶室がありますが、それが2階なんです。普通は1階。茶室に入るまでの動線(道のり)は極めて大切で、茶室という一つの別世界に向かう中で、自然の景色を眺め自分の身を置くことで、綿密に計算された造園から大きな風景を […]
金沢市武家屋敷跡野村家の庭園
金沢市の長町武家屋敷跡は、いまでも多くの市民の家ですが、その中で野村家だけが、内部を公開しており加賀藩藩士の格式ある様式を体験できます。その野村家のなかでもお庭は評価が高く、水を引き込んだ庭園は縁側すぐ近くまで持ち込まれ […]
金沢長町武家屋敷跡 冬の風物詩 薦(こも)掛けの土塀
金沢市内にある長町武家屋敷跡は、加賀藩時代の藩士の家が残っている場所で、いまでも市民が住んでいます。綺麗な土塀があり、その塀を冬の雪や凍結かえあ守る為に薦(こも)が掛けられるのですが、それが続く風景がまた美しいのでありま […]
金沢駅もてなしドームと鼓をイメージした鼓門
北陸新幹線の開通でぐっと近くなった金沢。観光客でにぎわう金沢の玄関口となるのが、JR金沢駅です。原広司さん設計の京都駅もすごいですが、こちら金沢駅も負けてはいません。この新しい駅ができる際、まず最初に鼓をイメージした巨大 […]
谷口吉生 京都国立博物館 ブリッジでつながれた展望スペースから三十三間堂、明治古都館をのぞむ
さて、国宝をはじめ多くの貴重な展示を鑑賞したあと、この2階の展望スペースに行ってみます。吹抜けエントランスホールの上にかけられたブリッジを渡ります。 透明感のあるガラス手すり その先の開口部はガラスカーテンウォール […]
谷口吉生 京都国立博物館 教会のような光が射す吹抜けのあるエントランスとシンプルで透明感のある階段
天井の高さを抑えたエントランスの風除室を通り抜けますと、大きな吹抜けのあるエントランスホールが待ち構えます。静かで、空気が引き締まる教会のような空間。無駄なものは一切なく、大きな箱の中に透明な階段、2階の渡り廊下が組み込 […]
谷口吉生 京都国立博物館 障子をイメージするファサード
日本建築の丹精さ、モデュールに込められる統一感、縦横のバランス、水平垂直の作り出すリズム等々日本建築の美しいところを言い出せばきりがありませんが、この京都国立博物館のファサードは、障子をイメージさせるまさに日本らしい建築 […]