軽井沢 浄月庵 作家有島武朗の別荘
斜面地に大きくはね出したベランダ。 軽井沢高原文庫に移築・保存されている作家有島武朗の別荘です。 やはりこの外観が一番印象に残ります。屋根の付いた広いバルコニーが外に向かってはね出したように設けられ、切妻屋根とそこ […]
軽井沢 鬼女山荘 作家野上弥生子の別荘
軽井沢高原文庫の敷地内に移築・保存されている作家野上弥生子の別荘。 浅間山の頂きを見ながら執筆し、仲間と語り合ったこの別荘。孤独と自然を愛した野上弥生子の方丈です。 可愛らしい建物には茅葺の屋根が載り、特徴的な丸窓が目を […]
軽井沢 原辰雄山荘(2) 素朴な素材の集積が魅力的な山荘
軽井沢高原文庫の敷地内に移築・保存されている原辰雄の山荘。その素朴でありながらも、廻りの環境と調和した佇まいは、山荘のあり方を教えてくれます。 外から気持ち良い半屋外のテラスに入り、そこから扉を開けて内部のリビングに直接 […]
軽井沢 堀辰雄の愛した山荘 素朴で素敵な家
軽井沢で山荘を持つとしたらどのような建物が良いか? 都会とは違う、自然に囲まれながら、その空気を思いっきり吸えて、感じて、寛げる家。自然素材で造り、廻りの環境を邪魔しない、溶け込むようなこじんまりとした家。雨の日でも雨の […]
軽井沢高原文庫 軽い鉄骨トラスが廻りの自然と呼応する。
軽井沢タリアセンの向かいにある軽井沢高原文庫。 ややなだらかな丘の上に建つ。コンクリートに石を貼った基壇の上に鉄骨の三角トラスの屋根が軽快に置かれたデザイン。 内部は、トラスが見える明るくオープンな展示室となっていて、軽 […]
軽井沢町追分宿郷土館 ポール・ジャクレーと軽井沢展
追分宿は中山道と北国街道の分岐点にある宿場町として栄えた場所で、今の茶屋が数件残り、趣を残した通りがあります。 そのような追分の歴史を今に伝えるのが追分宿郷土館。 11日までフランスの画家ポール・ジャクレー展が行われてい […]
アントニン・レーモンド 軽井沢の夏の家 スロープと逆三角形の屋根が織りなす流れのある空間
軽井沢のタリアセンにあるペンネ美術館。この水平に長い建物は、建築家アントニン・レーモンドの設計でレーモンド事務所が夏の事務所として使っていた夏の家を、ここに移築したものです。 アントニン・レーモンドはフランクロイドライト […]
旧軽井沢 沢村ベーカリー(2) 気持ち良い吹抜けレストラン
軽井沢の沢村ベーカリーの2層吹き抜けになったレストランです。 2階吹抜け上部の木の天井、黒いサッシ枠、1階の黒い天井、黒い手すり、黒い家具。 きりっと締まった都会的インテリア空間に、大きく開いた沢山の窓から紅葉の美しい景 […]
旧軽井沢 沢村ベーカリー 回廊が自然の中を廻る
旧軽井沢にある沢村ベーカリー。素材と製造工程にこだわりを持ち、美味しい出来立てのパンを提供する沢村のパン。 紅葉盛りのこの気持ち良い季節の朝に、モーニングを頂きに立ち寄りました。 大きな敷地の中に建つパン工房、レストラン […]
日本橋高島屋S.C.新館 高層ビルの低層部を本館とそろえたデザイン
日本橋再開発の一環として完成した日本橋高島屋S.C.新館。 本館は百貨店として初めて重要文化財になった建築で、その隣に建ちます。 中央通りに面するファサードは、本館と連続するデザイン。 この新館は、地上31階のたてもので […]
日光 明治の館 乱れ石積みの外観
日光東照宮の近くに建設された明治の館。 建物は明治42年の竣工で、建築主は日本に初めて蓄音機を紹介し、蓄音機、レコードの製造・販売を行ったアメリカ貿易商のF.Wホーンの別荘。 外壁は、日光石を積み上げた重厚なデザインです […]
中禅寺湖 英国大使館別荘(3) 内と外をつなぐ広縁
日本の建築では、内部と外部を緩やかにつなぐ空間が昔から設けられてきました、自然と共に暮らす生活が日本の気候風土に合致しており、四季を感じながら日々を送る豊かさを皆が持っていたからです。 家に居ながら外を感じる装置として、 […]