ル・コルビジェ サヴォア邸(1)

ル・コルビジェが1929-1931年に建てた理想的住宅がこのサヴォア邸です。1950年から60年代にかけてのロンシャンやラ・トゥーレットの後期熟練期とは異なる理想へと燃えた時代の集大成とも言われます。 広い水平の敷地の草 […]

ル・コルビジェ マルセイユ ユニテ・ダビタシオン(6)

吹抜けを介して2階は、メインベッドルームになります。 何となく空気が通るようなスリット 2階奥には細長い子供部屋が2つ平行に配置され、引き戸で繋がる仕組み 部屋の巾は1800mmですが、部屋が長細いので、ベッドも机も置け […]

ル・コルビジェ マルセイユ ユニテダビタシオン(5)

キッチン部分ですが、これがなかなかコンパクトに納まっております。 L型の流し・IHヒーターの配置 IHの排気ダクトが通るのですが、そこの前の壁を斜めにして、上手いことフライパン・ナベを収納しています。 2階部分へ上がる階 […]

ル・コルビジェ マルセイユ ユニテ・ダビタシオン(4)

いよいよ住戸の中に入ります。 ここは、玄関が1層目にあって、吹抜けを介して2階のベッドルームへと繋がるタイプです。 手前が吹抜け空間で、下がダイニングとキッチンになっていて右の扉が玄関に繋がる扉 玄関から入ると、バッと全 […]

ル・コルビジェ マルセイユ ユニテ・ダビタシオン(3)

ユニテの内部へと移ります。 ここは、低層部にあるパブリックな階のロビー空間 開口部のデザインは、モンドリアン風で、開口の仕方も面白い。 階段は、半外部 コンクリート打つ放しの階段間のスリットにスチールメッシュの入る手摺が […]

ル・コルビジェ マルセイユ ユニテ・ダビタシオン(2)

屋上の換気口等は、非常に彫刻的です。住宅の住戸の部分が水平・垂直の厳格なグリッドで構成されているだけに塔屋の形態が目を引きます。 全体のボリュームが大きいので、この煙突もまた大きく迫力満点。 屋上からの景色は抜群。 で、 […]

ル・コルビジェ マルセイユ ユニテ・ダビタシオン(1)

コルビジェが設計した集合住宅ユニテ・ダビタシオンです。 単なる住処だけでは無く、この建物には店舗・理髪店・保育園等生活する基盤みたいな機能が入っていて一つの都市の縮小版なのです。 2層吹抜けのバルコニーは、日射を遮る庇ス […]

ル・コルビジェ パリのアトリエ(10)

階段室を上ったペントハウスには、ゲストルームがあります。 広く開かれた下の階に対してここは、壁で囲まれたこじんまりとした落着くスペースですが、単なる四角ではないところが、コルビジェです。コーナーには、ベットと水廻りがあり […]

ル・コルビジェ パリのアトリエ(9)

階段室に戻ります。 この住宅で、玄関から入った瞬間に体験するダイナミックな空間です。廻り階段があり、その上の開口から光が差し込み、思わずすぐに上りたくなる魅力に包まれています。角は、あくまでも柔らかく、優しい感じ。 廻り […]

ル・コルビジェ パリのアトリエ(8)

洗面スペースのスケールは、こんな感じです。 手前が水洗。腰部分は、タイル。 奥のバスタブにはガラスブロックからの光が注がれる仕組み。 何となく、船室のようなコンパクトで落着くスペースです。 ガラスブロックの外部納まりは、 […]

ル・コルビジェ パリのアトリエ(7)

この写真は、当時コルビジェが住んでいた際のものです。 ギリシャの島々の住宅は、白い石灰でできていて、形も有機的ですが、何となく意識させられます。 左の穴の中に洗面器とバスタブ。奥の円筒形は、シャワーブース。さらにその奥に […]

ル・コルビジェ パリのアトリエ(6)

ダイニングルームとベッドルームを仕切る大きな扉。 これも又裏に洋服タンスがくっついています。 扉を開けると開口が大きく連続して、外の景色がパノラマで入ってきます。 また裏側では、ベットを囲む壁としてこの収納付き扉が生きて […]