浦辺鎮太郎の世界(6)モダン建築からポストモダン建築へ
さて、浦辺さんのブログも今日が一応最後。 展示館をじっくり見せてもらい、初めて建築家浦辺鎮太郎の歴史、作品を知った部分も多く、非常に刺激になりました。 1人の建築家が何を思い、どういう思考から建築を生み出していったかは、 […]
建築家浦辺鎮太郎の世界(5)白黒の建築から赤白の建築へ。
1966年に浦辺建築事務所として本格的に建築家としての仕事を進めていきます。 これは倉敷における公共工事の倉敷文化センター(現倉敷公民館)1969年竣工 壁庇デザインに変わって浦辺の設計に多用される蔵を思わせる屋根デザイ […]
建築家浦辺鎮太郎の世界 模型が語る浦辺ワールド
今回の浦部鎮太郎の仕事展では各地の学生たちが制作した多くの建築模型が展示されていました。 この建築模型を眺めるだけで楽しい展示会でした。 こちらは日本工芸館。 スケール感がいいですよね。 地上からピロティーのように建物が […]
建築家浦辺鎮太郎の世界(3) 壁庇の展開
さて、今年最初のブログは、昨年からの続き、浦辺鎮太郎の世界から。 日本工芸館の外壁では倉敷モデュール、壁庇を用いたデザインで浦辺鎮太郎の建築が始まったわけですが、それがどんどんと展開されていきます。 こちらは、壁庇を5層 […]
建築家浦辺鎮太郎の世界(2)独特の壁庇デザイン
RC-60型と呼ばれた倉敷レーヨン社員のための定式化された家族寮の外観写真 1階のピロティーを構成する壁、打ち放しの梁と柱、飛び出した庇。 コンクリートの重厚感が感じられるように、開口部を6角形でデザインしてあります。コ […]
建築家浦辺鎮太郎の世界(1) メモが書き込まれたノート
今月中まで横浜のレンガ倉庫で開催されていた「建築家浦辺鎮太郎の仕事」を見て感じたことなどを、ざっくり載せてみたいと思います。 横浜ではM&M展(村野藤吾&槇文彦展)が行われていましたが、同時に横浜レンガ倉庫では倉敷を中心 […]
村野藤吾展 旧横浜生糸検査所
横浜馬車道の旧横浜生糸検査所で行われている村野藤吾展です。 たくさんの模型や、旧横浜市庁舎の村野デザインを細かく説明されているなかなか面白い展示会でした。(写真撮影は下記の1か所のみ可) 行われたのは旧横浜生糸検査所。 […]
横浜旧第一銀行横浜支店 美しくされた内部 槇文彦展
横浜馬車道の旧第一銀行横浜支店で開催中の槇文彦展を覗いてみました。 私たちの時代から先端を走ってこれらた槇さん。大好きな建築のひとつである青山のスパイラルは、今だまったく色あせていませんし 代官山集合住宅も素晴らしい街並 […]
横浜BankART Temporary M meets M(村野藤吾展・槇文彦展)旧第一銀行横浜支店
横浜桜木町、馬車道に完成した横浜新市庁舎。 旧市庁舎は村野藤吾設計、新市庁舎は槇文彦設計。 ということで、偉大な建築家の2人の展覧会が、今横浜のBankART TemporaryとBankuART KAIKOで行われてい […]
志摩観光ホテルクラッシック ゲストルーム 寛げる窓際のベンチソファー
伊勢サミットの際、改修されたゲストルーム 扉を開けて中に入ると、手前左に水廻りスペースがあり、その奥に横長の大きな開口部 大きな姿見の鏡があることで、狭い廊下スペースも大きく見えます。 これからは鏡を上手く使っていき […]
志摩観光ホテルクラッシック 和風をさりげなく表現する設計者の凄い技 村野藤吾
伊勢志摩観光ホテルは、賢島の海からの崖の上に建っています。 海の方から見上げるとこんな感じ。 細い庇が階ごとに連続していく外観は、村野藤吾設計だと一目にわかるデザインです。 モダン建築ですが和風。各階の庇と最上階のさらに […]
志摩観光ホテルクラッシック 開設当時のホテルフロントからロビーへ上がる見事な階段空間 村野藤吾設計
伊勢志摩の志摩観光ホテルクラッシックは何度訪問しても楽しい。 あらためてじっくりと体感しますと、その時その時で新しい発見があります。 名建築とはそういうものです。ざっと見て解ったつもりになっても、また時間をかけて見てみる […]