SB固定柱脚工法

今工事中の自動車ショールームは、鉄骨2階建てですが、基礎を鉄骨梁で造り柱と溶接固定したSB柱脚工法という工法を用いています。まず、基礎のコンクリート工事の手間が非常に省けるのと、基礎と柱を繋ぐ部分の構造安全性が格段に向上すること、それに工事期間の短縮です。基礎を鉄筋コンクリートで作りそこにアンカーボルトをセットして、地上部の鉄骨とボルトで固定するのが今までのほとんどのやり方ですが、アンカーボルトが曲がって、鉄骨柱脚と合わなかったりして結構あいまいな施工になりがちでした。地中梁を鉄骨とすることで、2階程度の建物だと一期に鉄骨を組み立てられ、しかも柱と地中梁がしっかり固定されているので安全性も確保できます。基礎の鉄筋工事もかなり簡素化できます。コストは、単体比較ですとUPしますが、工期や手間を総合的に判断すると従来と同じでいけると思います。 ショールームの上に建物と一体化した大きな看板が載るデザインです。 大きな通りの街路樹で、中途半端な看板では見えないので、18mの外壁を設けました。 上3枚は、基礎部分のSB柱脚工法の写真で、これから基礎のコンクリートを打ちます。