ルイス・バラガン ラス・アンボレダス
ラス・アンボレダス地域にはルイス・バラガンの碑が建っています。ここにはバラガンの3部作という?赤い壁、?飼葉桶の噴水広場、?ベルの広場がありますが、噴水広場もベルの広場も水が今は無く、寂しい限りです。
飼葉桶の噴水広場は、黒く塗られた長い桶に水が張られ、馬の休憩所となっていたもので、長い遊歩道の先端にあります。縁は勾配が取られ、水が1枚の板のように溜められ、廻りの樹木が水に写りこみそれは美しかったであろうと想像できます。
ベルの広場も以前は水が張られ、馬が足を冷やす場として用いられていたようです。
バラガンは当初溶岩で覆われたこの土地を数人の仲間と共に購入し、馬の愛好家のための住居地区として分譲しました。この地区の先500mほどで先日のプログで書いたロス・クレべス地区があります。
今では多くの家が立ち並び、馬が行き来する風景はここでは見られませんが、素晴らしい住居環境に生まれ変わっています。
バラガンは、土地・環境を見る目も大変すぐれていたのです。
水を又満たせば素晴らしい公園に復活するでしょうから、考えてみてほしいものです。