アンビルト建築-7 リビングの中の掘り炬燵のある和室

和室は、今どんどん無くなっていますが、やっぱり使い易く便利な部屋だと思います。ベッドでの生活が増えていますが、日本の狭い住宅事情を考慮すると、先人が営んできた和室に布団の生活は実に部屋を有効に使える手法です。勿論ベッド生活の楽さも否定はしませんが。 さて、今回はリビングの一角に和室を設けた提案です。この和室はリビング床から40cmほど高く作ります。そして窓際に掘り炬燵のワーキングデスクを設けました。リビングでパーティーを開く時は、この段差のある和室が椅子の役目を果たします。 掘り炬燵のワーキングデスクは、視線が低いので落着きがあり、ちょっと疲れたらそのままゴロンと寝そべることもできます。なかなかの優れものなのです。 ピルチャーウインドウからは遠く富士山を望むことができる素晴らしい環境です。