代沢の家8-美しいアメリカ製クロス
各居室の一部には美しいクロスを貼っています。
私の設計では壁・天井共に塗装仕上げがほとんどです。というのも日本のビニールクロスは、クロスではなくて壁紙で、とても薄っぺらく気に入らないからなんです。中には塗装のようなクロスもありますが、仕上がった時に壁のデコボコがわからないようにかなり下地の処理をしなくてはいけません。それでは塗装と余り変わらないので、結局塗装となるわけです。また経年変化にも耐え、浮きがないというのも塗装のメリットですね。
しかし、クロスも海外製となると話しは全く異なります。歴史が違うといってしまえばそれまでですが、デザインも優れ、仕上げも綺麗でそれなりの雰囲気も出ますし、これは使えます。今回は、一部海外クロスを用いています。
部屋が華やかになり、違った雰囲気の場ができます。
収納扉もクロス貼り
柄が大きく、光を綺麗に捉え、美しく輝きます。落着いた中にもゴージャスさを兼ね備えたクロスです。