軽井沢千住博美術館ー楽しい回遊式の美術館

軽井沢の千住博美術館に行きました。 設計は、西沢立衛氏。 順路の無い平屋の美術館で、床は、自然の勾配なりにうねっていまして感覚的には外にいるような感じでした。開口部の設定が非常に上手く考えられていて開放感もあり、閉鎖感もある連続した空間が気持ち良かったです。 千住さんの絵画もベンチに座ってじっくり堪能できます。床は、昔から水平だ!と思っていましてウェーブのかかった床は室内ではどんな感じかを体験したく来ました。思ったよりもまったく違和感なく、人間の素晴らしい感覚に気付かされました。 このような難しい床を上手く施工したものだと、施工技術にも感心させられます。 天井もほどよく高く、軽井沢の木々が中庭に植えてあり、それがまた美しい。気分すっきりの美術館です。