代沢の家-27 ガルバリウム鋼板の外観
代沢の家の外観及び外構に関しては書いていませんでしたのでここでもう一度代沢の家に戻ります。
敷地は旗竿敷地なので、外から見えるのはほんの一部。
でもここが入口であり、長い導線がこの建物の売りにもなっています。
アプローチの床は、御影石。厚さは100縲鰀150mmもある立派な石で、古いお屋敷で使われていたものを再利用しました。
建物の外壁は、ガルバリウム鋼板。以前からメンテナンス・耐久性が優れた材料として使っています。今回の特徴は色。
廻りの住宅環境に合わせておとなしいベージュ系の色の外観としました。
なかなか綺麗な色でしょう?
壁も屋根もガルバリウムで、縦ハゼというパネルの縦ジョイントを意匠的に見せる納まりですが、壁から屋根にかけてそのジョイントの位置を揃えています。
良く見ないと解りませんが、職人の技がしっかりと刻まれています。
このエントランスアプローチの巾が有効で2500mmしかないので、車を入れて横をすり抜けて玄関に至るのですが、車が横の壁にすった場合でも傷が付かないように木を貼っているんです。
建物の手前は、木の駐輪場と門扉です。