代沢の家29-既存塀を利用した駐車場の木のフェンス

このアプローチは、巾2500mmしかないので、大きな車を入れるには技術が必要です。それでも壁に擦る可能性があったので、緩衝材の木を既存の塀に抱かせて取り付けました。境界の壁はまだ新しかったのと、近隣さんとの折衝を出来る限りしないで、今の状況のなかで工夫できないか検討しました。 丁度既存の塀が、コンクリートの壁の上にコンクリートブロックを載せたもので、しかもそのコンクリートブロックの表面に凹凸がありましたので、そのへこんだ部分に木を差し込む感じで仕上ました。こうすることで、駐車場の有効寸法を減らす事無く、連続する木の緩衝材を取り付けることができました。