箱根ラリック美術館5-グッとくるオリエント急行の金物達

これはトイレ。 小さな空間ですが、落着いたインテリアで、ホッと気が抜けます。 トイレは、大切な空間です。住宅にせよ、オフィス、店舗にせよ、そこで気持ちがチェンジする場ですから、力を抜いて設計はできません。緊張するトイレよりも暖かみがあってしかも落ち着きのある場としたいものです。 鏡のデザイン、照明の位置、そして扉の取っ手。これらの要素が上手く溶け合って一つの場を作ります。 こちらは車窓。窓したのレバーは、窓の開閉のために使います。 レバーを倒すと、窓が下に下がります。 2枚になっていて、手前のガラスは途中までしかなく、奥の窓が開いても落下しないように安全対策の意味もあります。 こんな金物も手仕事の跡が残っていてグッときます。