襖は、京都の唐長の襖で決まり! 足立美術館

和風建築の仕上げは、質素で落着いた自然素材ですが、唯一襖は、色が付き華やかさを演出し、空間にめりはりをつけられる装置です。 和風建築は、もともと縦の空間の拡がりでは無く、水平に次から次へと場が移動し、庭と一体となって外部・内部が融合するというものです。 場と場を区切る襖は、その場の意味を決定ずける装置でもあるわけです。 襖の取っ手もやじりの形をしたものなど、楽しく鑑賞できます。 ここまで足立美術館の紹介をしました。今回はあいにくの雨でしたが、ここは季節を問わず楽しめる美術館でした。また機会があれば訪れたいと思います。