旧大社駅 木造大規模駅舎
今では使われなくなった旧国鉄の大社駅を見に行きました。
柱や梁は外部に出て、その間を漆喰の壁が埋まるという真壁構造。今まで建築基準法で、外部防火構造の地域ではなかなか出来ませんでしたがここにきて、できるようになりました。日本の建築を見直さないといけないですね。
全てが自然素材なので、経年変化も楽しめますし、美しい。屋根の庇もしっかり出ていて、日本の気候風土にも合致しています。
立派な瓦屋根を備え、瓦にも沢山のおもしろい生き物が作られています。職人技が見て取れる屋根です。
沢山の改札口。昔は、ここに多くの駅員さんが入って切符を切ったり、確認したりしていたんですね。何とも懐かしい。
プラットホームも残されています。
小さな窓口の精算所。ただ窓を作るなんて野暮なことはしていません。しっかりと解るように作りこんでいます。