木材会館 外壁・内装に木を使ったオフィス
久しぶりに新木場にある木材会館に行きました。
出来たときに見学会できましたが、その時から年数も経ち、木の色がグレーになってきました。またコンクリートも黄ばんできていました。設計者の話しを聞いたのですが、コンクリートの型枠には剥離材をぬらないで施工したそうです。そうすることで、木のあくのがコンクリートにしみこんでいるので、それが変色してきているのです。これは設計者の意図したところだそうです。木もコンクリートも経年変化を楽しむというコンセプト。
木の経年変化は好きですが、コンクリートの黄ばみは私は好きではありませんがね。
ルイスカーンのアメリカオレンジカウンティーにあるソーク研究所という建物がありますが、そこは今でもコンクリートとグレーになった木の対比が美しいです。