日本鳶工業連合会のまといのあるビル
東京タワーの近くを歩いておりまして、鳶さんの江戸時代に用いられた纏を発見。近くに行きますと、そこが日本鳶工業連合会の事務所でありました。鳶さんの仕事は工事には欠かせない大事な仕事です。仮設の足場を組み立てたり、木の建て方では梁の上に乗って、順序良く組み立てたり、コンクリート打ちの時には先頭になって指揮したり、いろいろな仕事がありますが今でも要の仕事なんです。江戸時代には火消の中心になって屋根の上に目印の纏を振り、延焼しないように風下の家を壊したりと大活躍しました。街のとりまとめ役になっていたのも鳶の棟梁が多かったようで、人としても度量の大きな人が多かったのではないでしょうか。
近くによりますとこの纏が外部階段になっていました。
一目でわかるデザインと外部階段という機能を兼ね備えた纏。なかなかいけてました。