ねぶたの像はこうして作られる

まず、物語を決め、そこから絵をおこします。絵に描かれた像を3次元に作り替えていきます。設計図を基に家をたてるのと同じ。設計者すなわち作者の力量、デザインセンスがそのまま形として現れるのです。 これは手の部分。まず、木を組んでボリュームを作ります。この木が骨になるわけですから、いい加減ではなく力学もしっかり考えた形態をとらないといけません。針金で形を整え、ディテールの形状を作りこんでいきます。躍動感ある形はこの部分できまるわけです。そこに和紙を貼り、照明を入れ込んでいきます。 こちらは足。 一番大切な顔の造作