世界遺産 タマンアユン寺院を見る 2

境内にはメルと呼ばれる塔が10棟並んで建っています。神の山アグンを模したといわれるメルですが、お祭りになりますと、こちらに神様が降りてこられます。 手前から段々に屋根の連なりが多くなっていくのですが、実は一番手前の低いメルが一番大切なメルだそうです。 敵対した部族の魂をまつるものです。敵や味方関係なく、その霊を敬い拝めるその精神には感動しました。 低層部の石の基壇には様々な彫刻が施されています。 職人の手の痕跡が残る建築です。 クルクルと呼ばれる鐘塔 お祭りの始まりにはここで木製の鐘が叩かれ、村の人々に知らせます。