しなる竹に想いを重ねて

昨日の雪はけっこう降りました。何十年ぶりの大雪です。庭には竹が植えてありますが、その竹も雪の重みでこんなに曲がっています。 ぐぐっと耐えて、雪の止むのを待ちます。 上お葉はすでに地面に着いていますが、強靭なバネで折れませ […]

遠山記念館 邸宅 2年7か月を費やした木造建築

遠山邸です。日興証券の創立者遠山元一が建てた邸宅。 西・東・中棟の3つの棟からなる家で、昭和8年縲鰀11年まで工事を行いました。 3つの棟はそれぞれ趣が異なり、今では使えないような多種多様な銘木が使われ、木を学ぶ教科書の […]

桶川の家5 床の防音

木造建築は、コンクリートや鉄骨造の建築に比べて音が通ると言いますか、遮音性能は劣ります。言い換えれば、家族の気配が伝わりやすい家ということですがね。 完全遮音の家よりも、家族の気配が何となく伝わるぐらいが緩くて良いかなー […]

遠山記念館 有機的な内部空間 今井兼次設計

玄関を入りますと、少し洞窟のようなコーナーがあり、曲線を随所に用いた独特のデザインが見られます。 柔らかさと、力強さが感じられるディテール 2階に上がっていきたい衝動にかられる階段です。 展示室は、自然光を柔らかく取り入 […]

桶川の家4 梁表しの天井

木造住宅の設計においては、屋根の梁や垂木をそのまま室内に表わすデザインをよくします。これは、屋根の架構が美しく、天井を貼ってしまいますとその木の良さが隠れてもったいないのと、空間を広く使いたいという理由からです。 今回の […]

桶川の家3 外壁下地完成

外壁は、構造パネルとしてダイライト9mmを貼っています。構造合板ラワンベニヤと比べて構造耐力上は遜色ありませんし、通気性能があるので、内部結露しにくいという判断からです。今回の断熱はセルロースファイバーですので、通湿 […]

遠山記念館 今井兼次設計の美術館

久しぶりに遠山記念館を訪れました。 以前は事務所の建物が出来たときに見学会できたわけですから20数年前ということになりますか。今回は美術館もさることながら、遠山邸をじっくり鑑賞してきました。 日本建築の素晴らしさが凝縮さ […]

品川の高層飲み屋ビル

品川駅周辺はビルが立ち並び、今もっとも活気があるオフィス街の一つではないでしょうか。新幹線も停まり、大崎駅前のJR開発が進むと、さらに人も増えエネルギー渦巻く街になっていくことでしょう。 とはいえ、私はあまり降りたこと […]

新東名高速から見る富士山

新東名高速を走りました。 さすがに道路の路面が良いのと道幅が広いのでスピード感がなく、あっという間にハイスピードになります。あまり景色は期待してませんでしたが、富士山がまじかに見え、それはそれは綺麗でした。 日本の土木技 […]

賓日館ー御殿の間ー貝を貼りつけた床框

賓日館の御殿の間です。 説明にもありますが、床框を見てください。きらきら光るところがあります。これは貝なのです。真珠色に光る部分を研磨して框のへこんだ部分に入れ込んだという手間がかかる職人技。 天井は、二重の格間天井。皇 […]

桶川の家2-屋根の施工

桶川の家は、骨組みが完成し、屋根をまず作っていきます。 屋根がある程度目途がつくまで大工さんは3人で、フルのお仕事です。 段取りが良く、瞬く間にできていきます。 屋根ができ、壁の筋交いも納まってくると、空間という認識がで […]

渡辺篤史の建物探訪・亘理邸

段差を利用した家「亘理邸」が昨日渡辺篤史の建物探訪で紹介されました。 ご主人の説明も素晴らしく、渡辺さんの感想も楽しく、上手くまとめられていました。 朝4時半からの放送でしたので、なかなか生放送では見れなかった人も多かっ […]