京都紅葉日帰り旅行 南禅寺菊水の湯豆腐

さて、哲学の道を歩き辿り着きましたのが南禅寺。お昼は南禅寺近くの菊水という旅館もやる料亭。雨が激しくなりました。 南禅寺と言えば、湯豆腐なのですが、今まで一度も食べたことがなかったので、こちらにお邪魔しました。 立派な門をくぐると、石の道がなだらかに左にカーブしていき、その先が玄関となります。 通されたのは離れの個室。 天井の高さや内装の作りからしてどうみても茶室です。 庭に面する開口部は、高さが1500mm程度しかなく、非常に低いのですが、座ると丁度落ち着く高さ。なるほど。 庇も低く抑えられていて、心から落ち着きます。 4畳半ですが京間なので、東京の柱芯寸法ではなく、畳内法寸法なので、感覚的には6畳弱ある感じがしました。 4畳半に床の間がつき、天井もお茶席対応のものなので、狭さはまったく感じません。窓からは、池のある庭が見えまして、池の水が窓のすぐ下まで設けられているので、まるで舟に乗りながら川を眺めているような気持にさせてくれます。 窓の外についている欄干も効いています。 池には鯉が泳ぎ、松の木がそれにかぶさり、その向こうにさらに庭が広がります。お隣の本棟は3階建て。