上棟 西川材を製材し組み立てる大きな筋目の作業
建築現場の工程で上棟式というのは大きな筋目の時です。今回の建築では飯能の材木屋さん大河原木材の西川材を用いました。構造の図面をもとに木を伐り出し、柱梁に製材し、乾燥をかけて運搬。現場では前段取りとして土を掘り、コンクリートを打設し、土台を載せ、レッカーを据えて材の到着を待ちます。ここまでくるのには多くの人の手を必要とし、2次元の図面が初めて3次元に建ち上がる大切な筋目であるわけです。
製材されていく木材。乾燥させて図面に合わせ寸法や仕口加工を工場で行い、現場に持ち込みます。
昨日建て方でした。本当に天候に恵まれ、雨にもあわず、順調に組み立てがおこなわれました。職人さんは鳶さん、大工さんを含めて総勢25人。
柱を立て、梁を載せていきます。1階の床には構造合板を設置
ほぼ完成
これからも家を守ってくれるお守りは、最後、屋根の下にとりつけます。