la kagu 神楽坂に続く広いウッドデッキと大階段
地下鉄東西線の矢来口を上がりますと、目の前に大きなデッキのある広場と階段そしてその奥に倉庫を利用したお洒落なショップが姿を現します。
坂になっている場所にデッキを張り巡らせ、階段で勾配を調整し、建物まで人を引きつけていく。なかなかのデザイン。
もともと新潮社の本の倉庫をリフォームしたショップは、あくまでも商品が主役となり、街に溶け込んだ建築もいけてます。シンプルですがインパクトのある建物、そして環境を生み出しました。設計は隈研吾氏
夕方になりますと、帰宅する人達が光の中に吸い込まれていきます。
勿論売られている商品も落ち着いた時代を超えるすぐれもの。
建物と道路との大きな空地にデッキを大胆に張り巡らせたことで、気持ち良い空間が生まれています。
2階へも階段も気持ち良い
この計画では、建物はローコストで既存を上手くリフォーム。外部環境のデッキや階段にはそれなりの金額を費やして素晴らしい環境を作り出しました。やはり外部空間というか環境設計は街にとっては非常に大切であると思います。