年が経つほどに深みが増す漆のフローリング

自然素材の良いところは、経年変化を楽しめるところ。出来立てが一番よいのではなく、年を重ねる毎に趣が増し、しっくりと全体がなじんできます。落ち着いてくるといいますか、住む人にとっても優しい家になります。 漆を塗ったフローリングは初めてですが、これも最初は光っているし、材によってマダラが目立ちます。でもしばらくすると全体が同じような色に落ち着いてくるということで、数年後が楽しみです。漆は紫外線に弱いので、丁度障子が良いですね。 玄関の框のところも、京都に部材を送って漆を塗ってもらいました。 こちらは、オープンキッチンですが、オーナーは、漆の色彩にマッチした幕板を選ばれました。