たたき土間のある縁側と、庭の見える書斎 林芙美子邸
京都大徳寺の茶室忘荃を思わせるような下がり障子のあるたたき土間
その先に廊下があり、その先が昔納戸であった林芙美子の書斎。書斎からは、雪見障子を介してお庭が見えます。
一人で執筆する仕事にはもってこいの大きさ、スケール。
廊下から書斎に入る引き戸は背が低く、前かがみになって入りますが、茶室の躙り口のようにここからは神聖な仕事場、ここまではパブリックな場という結界の引き戸というわけです。
たたき土間にいくまでの通路
これが書斎、廊下前の庭 。下がり障子壁が良いです。
書斎の入り口は背の低い引き戸
落ち着く仕事場である書斎