景色を見る窓と換気の窓 鎌倉山集会所
さて、コーナーの開口部サッシ。
木製サッシで、ここには換気の窓と景色を見る窓が一緒になっています。
建築家ルイスカーンが用いた見る窓と換気の窓。見る窓はガラスのFIX一方換気の窓は、ガラスはいれないで木板の窓。確かにはっきりと機能が分かれているし、デザインも明解。良い感じでした。
座った時に目線が外に行く高さにガラス。そして立っている時も丁度良い高さにガラスのFIX.その中間が木製建具で横滑出しの機構になっています。
一方こちらは、図書コーナーの窓。
角の部分をオープンにする横長のFIX窓に、換気窓が横に付くデザイン
こちらも開口部の高さを十分に検討された、ここしかない!という位置に配置されています。本当に環境を読みとる目が素晴らしい。
ちなみに壁の木は桐材でした。
そしてお茶もできる和室もあります。
天井は低く、茶室のスケール
シンプルですが、やはり天井の高さは、考えつくされています。