町の人に愛され続けるコミュニティーセンター 宮代町進修館
階段をあがるとそこは広いホールです。沢山の椅子と机が並び、町の人達が自由に使っていました。勉強や読書をする学生、展示会の打合せをする年配のグループ。お茶を楽しむ夫人達。何だか市民ホールというよりか、みんなのリビングという感じがしました。私もどこか懐かしい感じ。昔の小学校の校舎を連想させてくれます。きどったところが無く、ちょっと薄暗いけれども、落ち着く空間。今ではなかなか体験できない空間だと思いました。気分転換に扉を開けるとすぐに緑の広場に出れますし、区画されたところが無い。自由で好きな場所、自分に合った場所を見つけることができる仕掛けが沢山用意されています。
何か忘れていた大切なものを、思い出させてくれる名建築だと思います。
机もこんなにデザインされています。
うねる床
取っ手も、ブドウのデザイン
会議室も使い易そう。