日本の家展 近代美術館で開催中

竹橋の近代美術館で開催中の日本の家展を見てきました。 日本の住宅の多様な変遷が解り、また日本の住宅は皆個性が出ていて面白いなと改めて感じる展覧会でした。小さい敷地に豊かな空間。建築家それぞれの想いが込められた家。ちょっと自分なら、住めないなーと思う家にもちゃんとクライアントが居て、住みこなしている。住宅には一般論が無いところが良いですよね。住み手の自由! 歴史的な諸先輩の家を見た後、ここからは撮影自由なエリア で、いきなり篠原一男の世界。 静的で、力溢れる空間とはこんな空間なんでしょう。大きな写真からもその空気感が伝わります。家具やいろいろな日常の物が入りこんでもビクともしない構造美。いつまでも印象に残る建築そのものを感じる家です。 展示会では沢山の模型や今住んでおられる施主の映像などがあり、住まい方をもい一度考えさせられる場でした。