光を採り入れる格子 優しい間接光 宮脇檀中山邸
窓や格子のアイデアはまだまだあります。いろいろな光の採り入れ形、開口部の工夫が見られる中山邸。
まずは、格子からの光を採り入れた書庫
リビング側から見える中庭を介しての格子。この格子の向こうにはなんと書庫の棚になっていました。建物の中に設けた中庭から光と風を採り入れる為の徹底したデザインとアイデア。宮脇さんのこだわりと執念みたいなものを感じます。
リビングから見える正面の格子の裏がこの棚板が並んだ書庫(物入れ?)
この棚板に何か飾っても絵になりますよね。良いアイデア
そして次は食事室
ここも中庭に面しています。開口部の一部をくり抜いて、そこに床置式の空調機を設置。外に出っ張ったところは、台にして何かをおけるような工夫
風はサッシの上部の方にジャロジー開口が入っていて、そこを開閉します。
奥には明るいキッチン
そして寝室
ベッドの頭の方に設けられた横長の開口部。
ここは出窓のように外に壁が出ていて、その上がガラス。トップライトからの自然光がこのベッドヘッドを優しく照らします。
こちらは、浴室の窓。
換気が大切な浴室ですが、上下に窓が付いていて、目隠しの格子がさらに内部に付いています。格子からの光が綺麗
様々な開口部の工夫や考え方が読み取れる中山邸でした。