菊の世酒造 明治村 菊廣瀬酒造の仕込み蔵
これが、明治村で見た最後の建物。
外観は遠くから見ると切妻屋根のシンプルな形状ながら、表面に小窓が付き、その小窓の上に小庇が付いていて
陰影が美しい凹凸のある外壁になっています。
崖地に建つので、地下の部分には外壁に石が貼られ、重厚感が増します。建っていたのは平地でそれを解体して1983年に移築公開。
地下はRCとして明治村の収蔵庫となっています。外壁の板張りも好きだなー。
丘の下から見ます。
階段を登り、近づくにつれて小庇の付いた外観が何とも言えない表情を見せてくれます。
地下の部分の石貼り
回り込んで、こちらが正面です。
梁間方向16m、桁行方向33mもある巨大な建物。
全面に伸びる庇は、3.6mも出ています。
庇の下の空間。庇という感覚ではないですね。スケールが大きい。