旧山口萬吉邸 ホールに設けられた有機的な階段 石で加工された手すり
旧山口萬吉邸の1階と2階を結ぶ階段ホール。
大きな階段ホールは、この建物の肝。
2階の大きな窓から下階に光が注ぎ込みます。
この階段の一番目についたところは、石で加工された手すり。
グルグルっと廻って上がり降りしますが、手すりが優しく加工されていて、生きているように滑らかでした。
2階の廊下が円形になっているので、それがそのまま天井に表現され、温かみのある造形になっています。
こちらは1階の廊下から階段ホールを見たところ。
廊下の扉がアーチなのが良いです。引き込まれる感じ。
白い床は、細かなモザイクの床。職人技です。
階段見上げ。
くねるように登っていく石の階段手すり。巾木の石も見事です。手すり子のスチール金物と見事に一体となっています。
コーナー部分は特に難しい納まり。
そして2階からの見下げ
2階の廊下の床は、木の細工
2階和室の書院窓