竹中大工道具館 日本の大工さんの技術と技、それを支えた道具
新神戸駅からすぐの六甲山のふもとにある竹中大工道具館。
日本の大工さんの優れた木工に対する技術や、その技術を支えた道具、そしてその道具を造る職人技等を今に伝える博物館です。
エントランスも日本の伝統的な自然とひとつになるアプローチから始まります。
曲がる道を歩きながら、自然の木々を眺め、心が穏やかになります。
ステップについた片持ちの手すり。竹中らしい洗練されたデザイン。
建物は地下に掘り下げて、地上には低い平屋の建築。もちろん深い庇に瓦屋根。
低い庇が良いです。
玄関ホール。舟形の木天井も切れがあるデザイン。
地下へと降りる階段
階段の左の壁は、土を積み上げた仕上げ。
中庭。ここの床に貼られたタイルも伝統作品。
吹抜けに設けられた柱と組み物。
大きく庇をはね出すために、軒先の重量を受ける構造材として構造力学的に考え出された組み物。
それを機能を超えたデザインまで昇華していき、この形にたどりついたのですね。
のこぎりも様々
かんなの命は刃物です。