大手町プレイス(2) ビジネスマンが自由に使えるワーキングカウンター
オフィスの状況も刻々と変化しています。
オフィスレイアウト、インテリアもやっと欧米のように自由になってきました。机と椅子がずらりと並ぶレイアウトは昔からの効率優先型ですが、
最近はリビング・ダイニング空間のようにソファーが並んだり、自由な配置のテーブルを設置して、新たな出会いや発想が生まれやすい環境造りに力を入れている企業も沢山出てきました。
さて、そのビルに勤めていないワーカーがちょっと立ち寄って考え事をしたり、レポートをまとめたりするには、喫茶店にはいるしかなかったわけですが、
静かで、おしゃべりする人も少なく、自由に立ち寄って考えるスペースというのは、ほとんどありませんでした。
この前立ち寄った大手町プレイスにはそんな贅沢な空間が用意されていました。
賃貸ビルなので、どうしてもお金が入る部分は、貸したいのが常識。一般の人がただ立ち寄っ考え事をするスペースなんて、都会では無理だと思っていましたが、この豊かな空間には驚かされました。
吹抜け空間のガラス手すりに沿って、カウンターと椅子が並べられ、そこに沢山のワーカーが自由に仕事をしていました。
また横にはソファーが置かれたスペースも配置。疲れたサラリーマンが、ここでちょっと考え事をしたり、休憩したりしています。
これが、東京のど真ん中にできたのが嬉しい。
こんなスペースが沢山できたら、もっとオフィスワーカーの労働効率が上がっていくでしょうね。
大手町プレイスの広々とした公共空間も魅力です。
高層ビルなので、このオフィスでは本当に多くの人が働いているわけですが、これだけのゆとりがあれば、何となく気持ちの上でもゆとりが出ます。