活気であふれた、閖上(ゆりあげ)の朝市
震災で多くの被害を受けた閖上地区
この港には震災前から朝市が開かれていました。
震災後、皆が途方に暮れている時、すぐに立ち上がり朝市が開催されたことは、皆に勇気と希望をもたらせたと思います。
その朝市は、日曜日の朝に開かれ、多くの地元の人達でごったかえすほどのにぎわい。
東北の特産物が並びます。
飲食店舗も併設してあり、あつあつ餃子や、せり鍋も食べられます。
何と言いましても、そこで購入した新鮮な魚介類を炭火で焼いて食べられるのが嬉しい。
これも朝市を開催している会長さん達のアイデアだそうで、皆がお話しながらここで朝食。
なんて豊かな朝ごはんでしょうか。
こうしてコンクリートブロックと排水用のPCを並べて、そこで炭を焼くのもなかなかのアイデア
海を見ながらも食べられますし、空気がおいしい
ここで働く82才のおやじさんの次なる目標は、この港にやかた船を浮かべて、海に出ながら食事を提供したいとのこと。
仙台空港からも海を使えば直接つながりますし、なかなか面白い実現可能なアイデア。
前を向いて歩くエネルギーというか勇気に、僕も力を頂きました。