葉山の別荘(2) アプローチのスロープ
円形の建物に付くアプローチのスロープ。
平面図で書くのは簡単ですが、現場で造るのは結構難しい。
床は、斜めに下りながらもひねってくるので、直線の型枠を上手い具合に調整しなければなりません。
ここは大工さんの腕にかかります。
水平に見えるようにした型枠。
こうしてスロープの型枠を造ります。
サポートを微妙に調整。
そしてコンクリートを打設
完成したスロープ
左側は、円形なりに設置した木製サッシですが、その水切りは石で加工しました。
人の肌が触れるところなので、当たってもけがをしないよういに、角も丸くしています。
床にはブルーのボーダータイルを円の中心に向かって貼ります。
滑らないように目地の幅を多くとりました。
そしてエントランスホール。内部までスロープが伸びていきます。