葉山の別荘(7) カーブで構成した曲面キッチン
円形にこだわったリビング・ダイニング
そこに置くアイランドキッチンは、どのようなものにするか。
何度も検討を重ねた結果完成した曲面キッチン
シンクもこうなると円形としかないということで、全て手づくりです。
仲間が集まって料理する際は、シンク廻りに作業スペースが大きく取れるので便利
また、大きなカウンターでは簡単な朝食も獲れるスペースを確保し、足が入るように幕板を下げました。
レンジフードは、この空間には適さないので、排気は床下から外に出すタイプを採用
これはIHでないと、消防法的には適用されません。
フードとIHクッキングヒーターは、ガゲナウ製
このアイランドと後ろのバックパネルの表面材は、キャラクターのある、タモの玉杢模様を多くの材から選びました。
この玉杢の模様を合わせるのは、並大抵の技術ではできません。
熟練した職人さんの手仕事です。製作は、福井県の家具・製作業者で、マルイチセーリング株式会社
冷蔵庫は、バックパネルの中に納まっています。
全て曲面の扉。
空調機の吹き出しルーバーも曲げています。
ここまでやるか!に徹底してチャレンジしたキッチンスペースなんです。
キッチンの作業スペースの床は、石ではなく、ジュラストーンイエローに合わせた大判タイル
床の石とタイルの目地は、真ん中の柱を中心に円形を描きます。
この目地合わせも実は、なかなか大変な作業でした。