世田谷旧小坂家住宅 古民家風の玄関土間
世田谷区の瀬田に残る旧小坂家住宅。
二子玉川駅から用賀方向には玉川への傾斜地に、森のような緑地帯が見られます。
明治中頃からはこのあたりには多くの別荘建築が建てられました。
今日、その面影を残しているのが、この旧小坂家住宅です。
外観の特徴は、急こう配の大きな瓦屋根
正面から見ても堂々としています。
今は瀬田4丁目広場として整備されていて、お庭も家も自由に見学できます。
近寄りますと、その大きさが実感できます。
急こう配の屋根は民家風
入口部分
大きな瓦屋根。棟の部分の納まりが面白い。
玄関入りますと、土間空間となります。ひんやりとした天井の高い空間。
小屋組みがそのまま表現されています。
薄暗い土間空間ですが、そこに障子からの淡い光が入り、佇んでいると、心が落ち着きます。
自然素材で囲まれ、絞り込まれた光の空間は美しい。
玄関扉も障子が入り、このように淡い光が注ぎ込まれます。
夜には照明も灯り、それなりに雰囲気が良いでしょね。