逗子市 披露山の家 スケッチで考える オープンキッチン
披露山の家では、とにかく景色の良い空間を大きなワンルームにして、景色を取りこみたいと思いました。
切妻屋根の下に食べる、食事を作る、寛ぐスペースをそれぞれが違った雰囲気で楽しめたらいいかなと考えました。
キッチンはそういうわけでオープンキッチン。
仲間や家族が集まり、皆でワイワイ食事を作り、それぞれが好きな場所で楽しめるような場を造ること。
キッチンも全体の雰囲気に違和感なく溶け込ませたい。
余計なデザインはせずにシンプルにしたい。
場を造るために光をキッチンカウンターに落としたい。
そういうふうに考えながら鉛筆を動かしました。
最初は天井部分も登り梁が見える構造で考えていましたが、
ここもあっさりと、天井板を貼るデザインに変更。断熱材を厚くするという機能的な意味もありますが、
できるかぎりシンプルに。
そして、考えたスケッチ
完成形
オークの色を合わたキッチンで、色も天井などと呼応するダークグレーで統一しました。
トップライトからの光で作業台も十分な明るさに
家具もオークで統一してます。
キッチンの壁は大きな陶板タイル。しかも目地なしの大判です。
階段部分
抜けがあるので、広さを十分に感じられます。