田無山總持寺 美しい本葺瓦屋根
田無の田無山總持寺。
比較的近くにありながら、これほど立派なお寺さんとは勉強不足で知りませんでした。
こちらは、住職さんの住い。
何と言いましてもお寺建築は屋根のデザイン
そりや水平ライン、軒の出、棟瓦の高さなどをどれぐらいにすれば最も美しいかを、長年熟考して導き出します。
門も素晴らしい
こちらの屋根は、本葺瓦。この堂々たる屋根の葺き方は好きです。
古代中国が発生源。飛鳥時代に日本に入ってきました。
平瓦(女瓦めがわら)と丸瓦(男瓦おがわら)の組み合わせでできています。
これだけ長いスパンですから、瓦の重みや経年変化で、木にそりが出てきますが、
瓦の重量を考慮して、梁や垂木は造ってあり、時は経れどもびくともしません。
光が当たって、より陰影がはっきりする本葺瓦。
美しい