門司港 旧三井俱楽部 ハーフティンバーの外観
ハーフティンバーと言って、ヨーロッパで見られる柱や梁がそのまま外壁に表された構造の建物がありますが、
門司港で見た旧三井倶楽部もその外観です。
ハーフティンバーだと急こう配の屋根が似合う。
しかもその切妻屋根が大小連続している外観は、どこかお城のようでかっこいい。
大きなボリュームの家ですが、大きな屋根の中に三角屋根がいくつも表現されていて
分節されたボリュームの集合体となっているところが、圧迫感が無くてすっきりと頭の中に納まるのです。
窓回りも木を表し、白くして強調しています。
窓割は、ガラスの大きさから来ているのでしょうが、美しいプロポーションです。
この三井倶楽部、後ろには和風建築もくっついていて、それがまた良いんです。