門司赤煉瓦倶楽部(2) 渋い!ブリックホール
門司赤煉瓦倶楽部の中にあるライブスタジオ ブリックホールに立ち寄りました。
昼は、カフェを運営。今はコロナで大変な事態ですが、ライブは人を元気づけ、勇気を与える存在なので、何としても頑張ってほしいと思います。
さてサッポロビール醸造所の跡を有効利用したブリックホールですが、すべてがかっこいい。
何が素敵かと言いますと、まずは建築の外観とそのエントランス周り。
煉瓦造の建物の脇を通り、脇から入ると、建物で囲まれた中庭が出現。
よくよく見ますと、ここは昔は内部空間であったことがわかります。
外部の壁には赤いレンガが貼られていますが、内部は白く塗装されています。
その部分が外壁に現れていて、しかも、屋根型になっています。
このワザとではない、外壁の違いが面白い。
そして、エントランスが見えます。
開口部もまたアーチのガラス開口になっていて、内部空間への期待が膨らみます。
内部は、そのまま大空間を利用したライブハウス。
大きいステージと観客席、そして2階席の下が厨房になっています。
2階へ上がる階段も何てことはありませんが、あえてデザインされていないのが良いです。
ついつい上りたくなる階段
インテリアの額やスチールプレートも皆、より集められたもので、素敵です。
ステージ
エントランス部分
エントランスのアーチ開口から外光が入ります。
ここは、映画の舞台にも使われました。
天井は、屋根を支える梁や野地がそのまま仕上げとして表現されています。
早く、この場所でステージが再開させるのを祈るばかりです。