嬉野温泉 大正屋(2) 窓一杯に拡がる緑 2階ティールーム
嬉野温泉大正屋。
1階の赤い絨毯のロビーから進みますと、階段室になります。
半階上がって、ティールームや宴会場へと向かうまっすぐな動線と、ぐるりを回り込んで下の階へと降りる階段が重なるスペース。
その階段を真っすぐ半階上がります。
右側には新緑の緑が窓一杯に入り込む、大きなガラス開口
天井から床までのガラス
最大限のFIX窓と、開放できる縦長サッシの連窓
左にはソファーが備えてあって、自由に座り、緑を見ながら喫茶ができます。
ガラスの前の手すりは、衝突防止と、年齢を重ねた方への配慮から仕方ありませんが、景色的には、ちと残念。
廊下の部分と、喫茶スペースは、天井の形、素材を変えて領域を別けています。
喫茶部分は、ヴォールト形状の柔らかい円を描く天井。
建物の共用部では、ここの緑の景色が美しく、気持ちが良かった。
緑地部分は、奥行きがそれほど深くありませんが、木の選定などにより、森の中のように見えます。
とても落ち着くティールームでした。