大分県立美術館 うねる木フレームの天井
大分県立美術館へ入ります。
1階は天井が高い、ホール兼イベント兼展示スペース。
これだけ天井が高いと、展示できる現代アートにもかなり幅がもたせられます。
喫茶コーナーのあるホール。街に開くスライド窓はこの部分の窓です。
天井からつられた照明もこの空間にマッチした優しいデザイン
照明の見上げ。木と繊維の組み物による照明器具
展示室へと上がるエスカレーター
まずは、3階企画展示室へ。
木の天井が見えてきます
企画展示室前のホールには、中庭が設けられ、現代彫刻が並びます。
楕円の天窓
6角のサッシと天井木のフレームの取り合いも決まっています。
内部の床と中庭の外部の床は、ほぼフラットな納まり
木造の架構によるうねる天井。
確かに水平の平らな天井よりも、流れと包まれ感のある空間です。
楕円の開口もうねる天井も、よくぞ造ったという印象です。
木のデザインでも秀作を造っている建築家坂茂氏の設計です。
高い施工技術も見逃せません。
EVホール
外から見るとこんな感じ
木のフレームの外にガラスサッシが入っているので、木の保護には安心。
夜景では、この木フレームが浮かび上がります。
ここからは、外壁のブレース状の木フレームが良く見れます。
2階のコンコース
ブリッジは、前面道路を渡り、反対側の施設ともつながります。
2階のレストラン。こちらも坂さんの設計
1階外部のループ階段