祇園祭の文化の保存と継承が行われる郭巨山会所
京都の4条通りには鉄筋コンクリートの背の高い建物が連なっていますが、ここに木造の建物がちょこんと顔を出しています。 高い建物に囲まれながらこの1軒だけ木造があるのかと最初は思っておりましたが、 この建物の奥には、雰囲気の […]
ディエベド・フランシス・ケレの高松宮殿下記念世界文化賞の講演会
高松宮殿下記念世界文化賞の建築記念講演会に行ってきました。 建築部門で受賞されたのは、2022年にプリツカー賞をアフリカ出身で初めて受賞した、ディエベド・フランシス・ケレ氏 余り詳しくケレ氏の事は知りませんでしたが、講演 […]
芦屋 風の教会 光で満たされる教会
階段、またはスロープを上がって入口へ。 玄関扉には、スチールの花模様のデザイン 中に入り、この通路を進みます。 外部のスロープ、そして長い水盤を見ながら進みます。 外の水盤に反射した光が天井に当たり […]
水盤が心を清める 芦屋 風の教会
兵庫県芦屋市の陽光町に建つ風の教会を訪問しました。 今は住宅街になっていますが、2008年の竣工時にはまだまだ空き地も多く残っていたとの事。 静かな佇まいは、地域に溶け込み、とても親しみやすい外観となっています。 広い道 […]
光を感じ、キャンバスに描く テート美術館展
10月の2日まで国立新美術館で開催されていたテート美術館展。 面白いのは、光をメインとした展示会だったこと。 多くの画家が光を求めて絵を描き、光に対する捉え方が皆それぞれに個性があってよかったです。 写実的なものから抽象 […]
国立劇場(2)余裕とゆとりが感じられるロビー・ホワイエ空間
コンペで選ばれ、造られた国立劇場。広い敷地も関係して、内部もかなりゆとりある空間になっています。 平面図を見ますと、四角い平面に劇場関係諸室とホワイエ等を組み込み、見事にまとまられています。 舞台もかなり大きく、どのよう […]
現代の校倉造 国立劇場(1) 竹中工務店岩本博之の設計
国立劇場を見に行きました。 なんと、この秀作が解体されて新しい建物になるというのですから、驚きです。 国立の建物としてコンペにより選ばれ、使い出してからの評価も高くBCS賞ももらっている建物を老朽化を理由に解体。 寂しい […]
赤坂プリンスホテル旧館 竪樋のデザイン 今も多くの事が学べる建築
紀尾井町を歩いていますと、洋館が現れます。 そう、赤坂プリンス旧館と呼ばれていた建物。 チューダー様式と呼ばれる様式を持つ、僕の好きな建築のひとつです。 全体像は何度も見ていますが、よくよく見ますと雨の竪樋のデザイン […]
プラダブティック青山とコラボする植栽
青山表参道を歩いていましたら、面白い風景が。 青山、表参道で最も面白いと思うプラダブティック青山ですが、その前の広場に置かれたモニュメントがまた強烈 魚眼レンズのようなプラダの外装デザインと妙に合致しているのが、なんだか […]
菊竹清訓が設計した黒石ほるぷ子供館(4) 木に囲まれ、遊びながら読書が楽しめる図書館
菊竹清訓が設計した黒石ほるぷ子供館。 子供館という名前から、こども中心の施設だとわかりますが、中心は図書館。 中に入ると、切妻屋根の形状がそのまま天井に現れる舟底天井となっていて、 妻面の三角の窓やその下の四角い窓からリ […]
建築家菊竹清訓が設計した黒石ほるぷ子供館(3) 大きな屋根を支える棟持柱
建物正面の大きな半外部空間 屋根が半外部空間を覆い、天候に関係なく子供達が遊べるスペースを提供しています。 その大きくはね出した屋根をどのように支えているか。 まずは、屋根の頂部を横に走る棟木を支える丸柱がドーンと建物 […]
建築家菊竹清訓が設計した、黒石ほるぷ子供館(2) 半外部の読書コーナー(現玄関)とロフトが生み出す落ち着きのある空間
建築家菊竹清訓が設計した建物ではかなり小ぶりのものですが、そこに表現されている全てが、菊竹さんの世界観を表していました。 僕が特別感動したのが、この半外部空間。 今まで自分が設計をする中で、いかに内部と外部が上手く溶け込 […]