岡田ビル 減築によって生まれた明るい空間 2024東京建築祭
2024東京建築祭にて九段の岡田ビルを見ることができました。
もともと建築された建物が面積オーバーの法規に合致しないものでした。
それを改修にあたり合法とするために、床や天井を壊して、床面積を無くし、さらに
その斫りとった表面をそのまま表現として残しています。
外観
外観2
外壁の仕上げもモルタル塗とシンプル
しかも荒々しい仕上げとなっているので、まだ工事中?と一見感じます。
これを見るに、仕上げの前の躯体の力強さといったものを感じざるをえません。
構造躯体は、耐震性などを考えた上でのミニマムな寸法での表現じゃないですか。
仕上げをして構造をかくしてしまうのが、本当に良いのか、考えさせられます。
吹抜けとなった部分
鉄骨で補強しています。
フレームと青空
どこまでが内部でどこからが外部なのか。なかなか面白い
フレームで切り取られた街