グラングリーン大阪の大屋根 SANNA設計の自由曲線の建物
出来立ての大坂グラングリーン大阪のガーデンの中で白いテント膜のような大きな屋根が見えます。
この大屋根は、公園と繋がる施設で、いろいろなイベントができる屋根でもあるし、情報発信基地でもあります。
設計はSANNA
公園の一部として垂直的な柱を立てることなく、地面と繋がっていくような形態として自由曲線をもつこの建物が考えられました。
公園のランドマークにもなっています。
この場所は基は、国鉄の貨物置場。
そこには沢山のレールが敷かれていました。その歴史的な曲線の形態を残像として繋いでいるとも言えます。
イベント広場
情報発信基地
柱が無いので、屋根の連続で公園との関係性が密になっています。
どこにいても緑が感じられるのです。
屋根は、地面に繋がるように庇状として建物外壁面から飛び出しています。
この庇空間があることで、人がどこからでも入りやすいし、椅子を並べてカフェにもなります。
ガラスパーテションで内外を区切るのですが、そこに庇空間というバッファーゾーンがあることで、より公園と建物がつながりやすくなっています。
大屋根を横断して南地区と北地区を繋ぐ空中通路(ひらめきの道)





