3代目の東京会館
今年1月に新しくなった東京会館に立ち寄りました。
今回の新築で東京会館は3代目
高層ビルとなり、テナントビルとして安定した収益を図ると共に、東京会館はその歴史を継承して新たな形として生まれ変わりました。
こちらは、1922年竣工した初代の東京会館のビルの模型。社交の場としての役割を果たしてきました。
エントランス外部。この大きな庇や、重厚感は新しいビルにも継承されています。
人のスケールからしてこの庇と車寄せの大きさがわかります。
とにかく大きな構え。
庇の上のレリーフも時代を継承した植物、ゆりを象ったデザイン
内部は、天井の高い吹抜け空間
一歩内部に足を踏み入れますと、床の絨毯の厚みとクッション性に驚きます。
かなりの厚みを持たせたダンツーの絨毯
渋めの紫色は、気品を感じされてくれます。
天井の連続するアーチ照明も華やかです。
2階に上がるエスカレーター
壁面には2代目設計者の谷口吉郎が猪俣弦一郎に依頼したモザイク壁画「都市・窓」が見事な色彩を放っています。