京都の唐紙老舗 唐長さん-1
今工事中の現場では、和室に伝統美を入れ込む設計をしております。
襖は、今まで新鳥の子のサンプル帳から選ぶ程度でしたが、今回は、京都の唐紙の老舗唐長さんのものにしました。
数あるサンプルの中から選ぶのですが、どれもこれも美しい絵柄で、その絵柄自体にほれ込みました。
唐紙に刷っていくのですが、型は木で作り、1枚1枚丁寧に手仕事でつくりこんでいきます。
なんせ江戸時代からのものなので、この絵柄が使いたいと思いましても、その型が倉庫奥にしまわれていて、なかなか出てこないものもあるのです。