スターバックスリザーブロースタリー東京(3) 壁のデザインその②
引き続き中目黒スターバックスロータリー東京の壁のデザインです。
階段の壁は、コンクリートの打ち放し。
住宅などでは、コンクリートそのものの素材の美しさ、材質感をいかに表現するか、
その建物のコンセプトからいろいろ悩んで決めます。
商業建築はどうか。じっくりと壁や光を味わうというような建築ではありませんし、その一瞬に何か新しさや目を惹く美しさ
が求められます。
ここ、スターバックスリザーブロースタリー東京でも、さりげない壁に美しいデザインが施され目に留まります。
まずは、この壁
コンクリートの壁の中に、一部陰影の強い流れのあるデザインがなされています。
型枠パネル2枚分。左上は、本実型枠を用いたもの。
なかなか良いですよね。変化を付け、陰影を意識させるデザイン手法として勉強になります。
こちらは、内部避難階段の階段室に描かれたサイン
普通の裏階段にこうしたデザインがされるだけで、価値ががらりと変わるわけです。