宮脇檀 松川ボックス
宮脇檀設計の松川ボックスは、住宅のいろいろな雑誌に掲載されていたし、宮脇さんの著書にも紹介されていたので、
一度は見たいと思っていました。
その松川ボックスの中の1ルームが画廊となり、公開されたというので体感しに行ってきました。
外観を見た感じの第一印象は、小さいなということ。
想像していたよりもずっと小ぶり。
通りからも少し入り込んでいるので、全体像が見えない分、そう感じたのかもしれません。
中庭を介して、2世帯が隣り合う構成。後にもう一棟が追加されて、囲まれた中庭感がよりでています。
が、この赤いフェンスはなかったな。
以前は中庭は共有の庭で区分されていませんでしたが、今は住む世代も変わり、親戚でもないのでやはりプライバシーの関係から
見えないように赤いフェンスで区分されています。
内部の気持ち良さは健在。
コンクリートのボックスの中に、木造架構が組み込まれています。
この木造架構がカッコ良いのです。
真壁のように柱も梁も見えていて、壁はその間を埋めているようなデザイン
勾配屋根(天井)のてっぺんは、天窓
このスペースは、ダイニングとリビングで、壁の向こうにキッチンがあります。
玄関からすぐに2階へ上がる階段
上がると、吹抜けリビングが見えて、ギャラリー廊下を介して、部屋があります。
階段から書斎スペースを見る
上から玄関部分を見る
少し床が飛び出して、書斎コーナー
吹抜け空間
2階廊下部分
1階との繋がりが心地よい
吹抜けに面した2階の部屋
吹抜けに面する窓は腰が高いので落ち着きます。